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陸上競技で起こるケガと障害
2023年11月25日
⏺️種目によってケガや障害が特徴的!
・大腿部▶️太ももの肉離れは、短距離ランナーに圧倒的に多い
・膝▶️ほぼ全部の種目で起こり得るが、中距離ランナーに特に多い
・肩▶️投擲種目では、槍投げの選手に多く発生する
陸上競技といってもいろいろな種目があるので、故障が起こる場所も違ってきます。どの競技にも言えることですが、同じ動作をひたすら繰り返して技術を習得する為に、突発的なケガよりも積み重ねによって少しずつ悪化してくる障害が多いのが特徴的です。トラック種目や長距離の選手に多いのは、すねや足の甲の骨(中足骨)の疲労骨折、シンスプリント(脛の過労性骨膜炎)、それにアキレス腱炎やランナー膝(膝関節の障害)など、短距離ではこれよりも大腿部後面の肉離れが多いです。
ジャンプが多い種目ではジャンパー膝、前十字靭帯損傷などの膝のケガや障害の他にも腰痛も目立ちます。投擲になると槍投げの選手には槍投げ肩や槍投げ肘という関節の障害、砲丸投げの選手にも肩の障害だけでなく、膝痛腰痛など腕や肩以外の故障も多くあります。
陸上競技のケガや障害でお悩みでしたら当院までご相談ください!