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ラグビーでよく起こる怪我と障害
2021年11月10日
◾首・頭 →脳震盪や頸髄の損傷など。
スクラムやタックルの際に
起こることが多い。
◾肩周囲 →肩関節の反復性脱臼や肩鎖関
節の脱臼、鎖骨骨折など、肩
の怪我はタックルした際、転
倒しおこる。
◾膝周囲 →多いのは、膝の関節を内側
に押されておこる怪我。
ひどい時は靭帯が切れること
もある。
☆スクラムした時の首、タックルした時に肩に多く発生する。
ラグビーは、激しいコンタクトスポーツなので格闘技と同様に怪我が非常に多く起こります。逆に同じ動作の繰り返しによる障害は比較的少ない傾向にあります。
ラグビーで怪我が多い場所は、下肢、肩の周囲、頭、首などで、これに各部の裂傷(切り傷)が加わります。
このうち下肢や肩の怪我はタックルして起こることが多く、下肢では膝の靭帯損傷、肩周囲では肩の脱臼や鎖骨骨折、肩鎖関節脱臼などが代表的です。膝の怪我はラックの中でもよく起こります。
頸髄損傷のような重い首の怪我はスクラムが崩れた時や、頭を下げてタックルした際に発生することがあります。頭部打撲による脳震盪も含めて、場合によっては命にかかわるケースもあるので、万が一に備えた救急体制の準備も非常に大切になってきます。
アメリカンフットボールも似たような怪我が多くみられます。
ラグビーで怪我をしてしまったら当院まで
ご相談ください。