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野球肘について
2020年2月20日
投球動作により肘の関節にストレスが繰り返しかかることで炎症や骨の異常を起こすのが「野球肘」です。痛みのでる場所は一定では無いですが、総称して野球肘と呼びます。
野球肘で痛みのでる場所は、内側、外側、後ろ側の3つに大きく分かれ、痛む場所によって障害発生の原因が違います。
症状としては、押したら痛い(圧痛)、
肘が伸びきらない(伸展制限)などがあります。気をつけなければいけないのが肘の外側が痛むケースです。骨や軟骨が擦れあって部分的に折れたりはがれたりしてしまいます。いわゆる”関節ねずみ”
と言われる症状がすすんでしまった状態です。
これとは逆に、肘の内側が痛むのは、投球動作によるオーバーユーズやフォームの崩れによって筋肉とくっついている骨に障害がでるケースです。症状が強いと骨が剥がれてしまうこともありますが、たいていの場合は外側の痛みより軽いことが多いです。
この他にも肘の後ろ側が痛くなることもあり、これは、投げ終わって腕がまっすぐになったときに、肘の後ろ側で骨がぶつかり合うことで起こります。
骨に異常がある状態で長く放置しておくと、野球はもちろん、日常生活に支障をきたすことにもなりかねません。特に少年期の野球肘は必ずレントゲン検査をしてもらうこと。野球肘の内側型は内側側副靱帯の前方繊維が骨端線を引っ張って剥がれてしまうのが少年期には多く、青年期は内側側副靱帯損傷が多いです。
外側型は軟骨同士がぶつかり合い離断性骨軟骨炎(関節ねずみ)を起こすと長期の投球禁止に発展してしまいます。
しかしながら、肩の可動域が硬くて肘に痛みを訴えるケースや前腕部の屈筋群や伸筋群のスパズムによって痛みを訴えるケースも多く、それらを解除することで症状が改善することも充分可能です。
野球肘でお悩みでしたら当院までご相談ください。

